POCKETALK S(ポケトークS) 74言語で双方向に通訳、カメラで撮って翻訳、さらに、会話レッスン機能
|
FamilyDot(ファミリードット) 居場所がわかる安心 GPS。 お子様やご老人に!
|
WordPressの移転を考える時
前々から移転したいWordPressサイトがあったので、今回いい機会があったので、All in One WP Migrationプラグインを使って移転を実行してみました。尚、SSH接続ができるサーバー同士という条件があり SnapUpなどが使えればそちらを先に行うのもいいでしょう。
作成:2019/06/08
更新:2021/05/05
・WordPress バージョン 3.3以上
・サーバーや OSの制限なし
Linux, MacOS, Microsoft Window
・PHP 5.2 以降から
・ファイル容量が 512MBまで無料
All in One WP Migrationのインストール
管理画面のプラグイン > 「新規追加」をクリック > 検索窓に「All in One WP Migration」を入力 > 「今すぐインストール」をクリック > 「有効化」をクリックすると、サイドバーに「All-in-One WP Migration」と表示されます。
All in One WP Migrationの実行
All in One WP Migration メニュー
エクスポート | 移転元サイトのWordPressの内容を指定の場所に保存する |
インポート | 保存していたWordPressの内容を移転先サイトに移植する |
バックアップ | 移転元サイトのWordPressの内容を バックアップする |
サイトのエクスポート
まず、WordPressの内容をエクスポートします。
(1)「エクスポート先」ボタンをクリック
(2)WordPressの内容を保存(ここではパソコンに保存するので「ファイル」をクリック)
(3)ファイルの保存に成功しました。(ここでは 105MBです)
(4)ファイル容量が 512BMを超えるようでしたら、「高度なオプション」を指定してみるのもいいでしょう。
サイトのインポート
先にエクスポートしていたファイルを、移転先のサイトにインポートする。
(1)「インポート元」ボタンをクリックする。
(2)「ファイル」をクリックして、先にエクスポートしていたファイルの場所を指定するか、ドラッグ&ドロップしてインポートする。
(3)「サイトの最大アップロードサイズ」を超過したようでエラーになりました。
対策として、次の(4)「ファイルアップロードサイズを上げる方法」か (5)「制限をなくす」、さらに(6)「レンタルサーバーの管理画面のPHP編集」 のどれか一つを実行します。
(4)ファイルアップロードサイズを上げる方法(以下の1か2のどちらかのファイルを変更する)
1 .htaccessファイルを更新
php_value upload_max_filesize 128M
#POSTデータに許可される最大サイズ
php_value post_max_size 128M
#メモリ使用量の制限
php_value memory_limit 256M
# タイムアウトは5分で指定
php_value max_execution_time 300
# アップロードを5分で受け付ける
php_value max_input_time 300
*上記の数値は参考例です
2 wp-config.phpファイルを更新
@ini_set( ‘post_max_size’、 ‘128M’);
@ini_set( ‘memory_limit’、 ‘256M’);
@ini_set( ‘max_execution_time’、 ‘300’);
@ini_set( ‘max_input_time’、 ‘300’);
*上記の数値は参考例です
(5)制限をなくす
オールインワンWP移行インポートがら有料プラグインを購入する
(6)レンタルサーバーの管理画面の編集(php.ini)(今回はこちらで実行)
post_max_size = 128M
upload_max_filesize = 128M
*上記の数値は参考例です
(7)上記(4)~(6)のどれかを実行後、最大アップロードファイルサイズが増加しているのを確認し、再度「サイトのインポート」を実行します。
このケースの場合、5MBから128MBに増やしています。今回のファイル容量は105MBなので十分です。
(8)「ファイル」をクリックして、先にエクスポートしていたファイルの場所を指定するか、ドラッグ&ドロップしてインポートする。
(9)確認のために、下記のメッセージを出力してくれます。
(10)サイトのデータが上書き中です。
(11)移転先のサイトにインポートが完了しました。
(12)「ユーザー名またはメールアドレス」と「パスワード」を入力して、WordPressの管理画面にログインしましょう。
サイトのバックアップ
「バックアップを作成」ボタンをクリックすると、最初の「サイトをエクスポート」画面に切り替わります。現在のところあまり意味がないみたいです。
まとめ
ただ私の感想としては、管理画面にログインする時の「ユーザー名またはメールアドレス」と「パスワード」とは移転先で作ったものではなく、移転元で使っていたモノに変更されることに注意しましょう。また、移転元のサイトでSiteGuard WP Plugin などのログイン情報を追加して使っていた場合は、一応このプラグインを停止してから移転した方がいいと思います。