ビジネス用レンタルサーバー 比較

更新履歴
制作:2019/07/02
更新:2020/08/14

ビジネス用レンタルサーバーの選択・比較

ビジネス用レンタルサーバーはたくさんあるし、利用する側としても個人企業から大企業まで規模や業態に応じて多様なニーズもあるで、どのレンタルサーバーと、どのプランを比較していいか難しい問題です。
 ここでは、ビジネス用レンタルサーバーを展開されてるKDDIウェブコミュニケーションズの「CPI」と、前に紹介した「さくらのレンタルサーバー」と「エックスサーバー」の 3社を取り上げます。

オススメするプランの比較

CPI、エックスサーバー、さくらのレンタルサーバーの3社のビジネス用レンタルサーバーの中で、特に推薦するプランを比較してみました。

(注意)価格は解り易くするため 1年で契約した場合で算定してます。

■レンタルサーバー 3社の人気プラン 比較
 さくら
(ビジネス)
エックスサーバー
(B10)
CPI
(SV-Basic)
無料お試し2週間10日間10日間
初期費用5,142円
(税込)
15,000円 -> 0円 ※
(税抜)
0円(*1)
月額
(一年契約)
2,571円
(税込)
3,800円
(税抜)
3,800円
(税抜)
年額
(一年契約)
25,714円
(税込)
60,600円 -> 45,600円 ※
(税抜)
45,600円
(税抜)
ディスク容量300GB200GB
(SSD)
500GB(*2)
300GB(*3)
マルチドメイン200個無制限10個
WordPress
簡単インストール
MySQL100個無制限5個
独自無料SSL無料無料標準装備
(*4)
電話サポート
バックアップ○(*5)○(*6)○(*7)

*1:12ヶ月(一括払い)の場合のみ無料
*2:主契約ドメインは500GB(ウェブ300GB、メール200GB): 2020年7月から提供
*3:マルチドメインは10環境分(1ドメインごとにウェブ100GB、メール200GB)を標準提供
*4:主契約ドメイン分が無料提供で、それ以外は有料オプションとなります。
*5:バックアップ&ステージングから スナップショット機能 Snapup(サイトタイプ:WordPress)で、最大8個までバックアップ・復元できます。
*6:会社側で自動的にサーバー領域(過去7日分)、MySQLデータベース(過去14日分)のデータがバックアップされてます。復元はMySQLデータベースの過去7日分が無償でできます。
*7:SmartReleaseのバックアップ (自動バックアップ 30世代)
※ キャンペーン期間は2020/08/03 12:00 – 2020/10/01 18:00迄です。

CPI

CPIの共用サーバー(SV-Basic)について表示してます。専用サーバー(マネージド・root権限付)は省略してます。
なお、前のシリーズ(ACE01)に比べてディスク容量やマルチドメイン、MySQLの値が少なくなっているのは安定性や快適性を追求した結果と思われます。

転送量が無制限

転送量が無制限で、繋がりやすく、常に快適にネットを運用できます。肝心な時に出てくる「503エラー」も出にくくなります。
因みに「503エラー」とは、Server Temporarity Unavailableのことで、一定の時間内でのアクセス数の上限に達したことでシステムがエラーを返すことです。

トラフィックを緩和

ウェブとメール、それにコントロールパネルが分離したサーバー設計なので、各々の利用特性に適した運用ができ、アクセス集中に強い設計になっています。

サイト運用の手間が省ける独自機能(SmartRelease)

なんと言っても 、30世代の自動バックアップとリストア機能。それに、テストサーバー(ステージング環境)を標準提供で、公開がスムーズに行えます。

主なSV-Basicの仕様

無料お試し10間無料
初期費用0円(*1)
月額3,800円(税抜)(*1)
年額45,600円(税抜)(*1)
マルチドメイン10個
デスク容量主契約ドメインウェブ300GB
メール200GB
マルチドメイン
(*2)
ウェブ100GB
メール200GB
メールアカウント200アカウント以上
CMSインストーラーwordPress
EC-CUBE
MySQL5個
独自無料SSL○(*3)
バックアップ自動バックアップ
30世代(*4)
テスト環境○(*4)

(*1)12ヶ月 一括払いのとき

(*2)マルチドメインのドメイン毎

(*3)主契約ドメインで CPI SSLサーバー証明書が一枚無料

(*4)Smart Releaseの機能

 2019年9月5日 CPIでは、高い安定性、安全性を高めることに重点を置き、ビジネスで活用しやすいシェアードプラン「SV-Basic」を前のシリーズ(ACE01)から8年ぶりにリリースされました。
 さらに2020年7月に、主契約ドメインのみディスク容量をウェブで100GB -> 300GBに、メールアカウントについては主契約・マルチドメイン共に1ドメインごとに200アカウント以上作成可能に変更されました。

●CPI

シェアードプラン SV-Basicが新プランへと生まれ変わりました

大規模なサイトから、企業サイト、ネットショップまで、数多くのユーザーにご利用いただいております。

エックスサーバー

エックスサーバーの4つのプランを比較してみました。なお、スペースの関係でマネージド専用ハイエンドは省略してます」。

 B10B20B30マネージド専用
エントリー
無料お試し10間無料10間無料10間無料10間無料
初期費用

15,000

-> 0円※

15,000

-> 0円※

15,000

-> 0円※

100,000円
月額
(一年契約)
3,800円7,600円11,400円30,000円
年額
(一年契約)
初年度

60,600
->
45,600円

106,200
->
91,290円
151,800
->
136,800円
460,000円
更新時45,600円91,290円136,800円360,000円
ディスク容量200GB
(SSD)
300GB
(SSD)
400GB
(SSD)
500GB
(SSD)
マルチドメイン無制限無制限無制限無制限
簡単インストールWordPress
EC-CUBE
MySQL無制限無制限無制限無制限
独自無料SSL
電話サポート
バックアップ○(*9)○(*9)○(*9)○(*9)

*9:会社側で自動的にサーバー領域(過去7日分)、MySQLデータベース(過去14日分)のデータが保持されてます。復元はMySQLデータベースの過去7日分が無償でできます。
※ キャンペーン期間は2020/08/03 12:00 – 2020/10/01 18:00迄です。

推奨する理由

安心と快適さを兼備した高性能レンタルサーバーです。高い品質を誇るレンタルサーバーサービスをご利用いただくことが可能です。
  • PHP処理能力が大幅にパワーアップした「Xアクセラレータ Ver.2」搭載!
  • 高速Webサーバー「nginx」に対応!
  • 「HTTP/2」対応でWebサイトを高速表示!

エックスサーバーからの お知らせ

・「ホームページ無料制作サービス」の提供開始(提供開始日:2020年9月2日) –  エックスサーバーをご利用のお客様に、ホームページ(コーポレートサイト)を無料で作成する「ホームページ無料制作サービス」の提供が開始されました。国内最大級の画像素材サービス「PIXTA」が利用でき、「WordPress(ワードプレス)」を用いて作成します。

・他社サーバーでご使用のWordPressを最短 5分で移行できる「WordPress簡単移行」機能の提供が始まりました。
・「12ヶ月」以上の契約でサーバー初期費用が無料キャンペーン!
 ~2020年10月1日(木) 18:00まで

●安心と快適さを兼備した高性能のエックスサーバー
◎サイト高速化・アクセス数拡張機能 xアクセラレータ
◎アクセス集中時も高速・安定のWebサーバー nginx
◎高速処理性能と高い耐障害性を兼備 SSD RAID10構成
◎快適なネットワーク環境 総計1.14Tbpsバックボーン
◎安定したサーバー環境 稼働率99.99%以上

 

さくらのレンタルサーバー

さくらのレンタルサーバーの 2つのプランを比較してみました。

 ビジネスビジネスプロ
無料お試し2週間無料2週間無料
初期費用5,238円
(税込)
5,238円
(税込)
月額
(一年契約)
2,619円
(税込)
4,714円
(税込)
年額
(一年契約)
26,191円
(税込)
47,143円
(税込)
ディスク容量300GB
(SSD)
500GB
(SSD)
マルチドメイン200個200個
簡単インストール
WordPress
簡単インストール
EC-CUBE
MySQL100個200個
独自無料SSL
SNI SSL(ネームベース)
IPアドレス
電話サポート
バックアップ○(*8)○(*8)

*8:バックアップ&ステージングから スナップショット機能 Snapup(サイトタイプ:WordPress)で、最大8個までバックアップ・復元できます。

新機能「コンテンツブースト」で処理能力をアップ(有料)

さくらのレンタルサーバに新機能「コンテンツブースト」が2020年6月10日(水)より稼働。これはCDNとさくらのレンタルサーバを自動連携し、ウェブサイトを高速で安定して表示します。
  • Webサイトの表示の高速化
  • アクセス集中時でも表示が安定
  • 転送容量の制限を気にせず運用
  • 頻発する503/ 502エラーの解消
因みに、CDN(Content Delivery Network)とは加入者の利用するサーバーのデータを高速のCDNサーバーへとキャッシュし、CDNサーバーがデータの配信を肩代わりする技術です。大量データ配信に特化しており、大量配信用の広帯域回線、高負荷に耐えられるハイスペックなサーバーです。

●選ばれ続けて100万申し込み突破のさくらのレンタルサーバー
◎ご利用の8割を占める一番人気のプランは、月額515円のWordPressが使えるスタンダードプラン
◎アクセス集中でもWebサイト安定表示
◎サイトのバックアップとテスト環境を簡単に作成できる「バックアップ&ステージング機能」
◎月間7.5万PV迄利用できる「モリサワWebフォント」

 

レンタルサーバーに関する用語集

共用サーバー / 専用サーバー

共用サーバーとは、1台のサーバーを複数のユーザーで共用する形態のレンタルサーバーです。共同で使うので使用料が安く簡単に利用できるメリットがあります。ただ、1台のサーバーを共同で使用するので他の利用者の影響を受けてしまうデメリットがあります。
他方、専用サーバーとは1台のサーバーを 1ユーザで独占利用するレンタルサーバーです。サーバー1台を丸ごと利用できるので共用サーバーのように他の利用者の影響を受けずに利用でき、サーバーのroot権限があるのですべての設定が自由に行えます。その反面、専用サーバーは月額使用料、初期費用が高価ですし、サーバーの運用知識がなければサーバーが乗っ取られるなどセキュリティ面での危険があります。
因みに、アクセス数が月間 10万ページビューを超えるようだったら共用サーバーから専用サーバーに変更する目安と言われてます。

root権付 / マネージド

この言葉はサーバーをまるごと1台借りる時に使われます。1台まるごと自分の思っているように使用するときは「root権付」、レンタルサーバー会社に管理してもらって利用だけしたいときを「マネージド(管理)」といいます。
rootとはサーバーの管理用ユーザー名、root権付とはこのrootというユーザー名でサーバーを管理できることを言います。root名とそのパスワードがわかれば何でも出来てしまい、盗用されると大変危険です。
 ちなみにroot権付サーバーを運用するには
(1)rootが外から見えなくすること
(2)最も外部から狙われるメールは特殊な方法を使って防御すること
(3)WAFなどを導入してセキュリティを高めること
など、root権付サーバーを使う時は十分注意が必要です。

SmartRelease

CPIが独自に開発した「アップロード」と「バックアップ」がワンクリックで可能になるサーバーツールで、CPI共用レンタルサーバー「シェアードプラン SV-Basic」に標準装備(無料)されています。
 具体的には、ファイルを転送、自動でバックアップ、それにテストサイトを公開サイトに簡単に移転など便利なツールです。

Snapup

ホームページを丸ごとコピーして、必要なときだけすぐに動かせるテストサーバー付きで、WordPressに対応していて、バックアップなども簡単に行えます。さくらのレンタルサーバーに標準装備(無料)されてます。

独自SSL

SSLとは、インターネット上で流れるデータを「暗号化」して第三者にデータを覗かれたり盗まれないようにする仕組み(プロトコル)で、Webサイトの「所有者の証明」を行います。また、独自SSLとは、独自ドメインに対して設定するSSL(サーバー証明書)のことです。

 近年、GoogleがSSL化を推奨しており、また、ブラウザがSSL接続時にアドレスバーに「保護された通信」と表示させ、そうでない時は「保護されていません」と表示させます。

サーバー証明書にはドメイン認証(DV)、企業認証(OV)、それにOV認証を発展させたEV認証(EV)との3種類がありますが、暗号化という点ではどれも同じです。違いはドメイン認証(DV)はドメインの認証のみ、企業認証(OV)とEV認証(EV)は企業名などを認証します。

 有料の独自SSLサーバー証明書はたくさんありますが、無料独自SSLサーバー証明書は少なく、ISRG(Internet Security Group)提供の「Let’s Encrypt」はドメイン認証(DV)ながら普及しています。おもに個人や個人事業者、小規模会社が利用されています。ちなみに、この証明書の有効期間は90日間で、その期間中に更新したらその時点から再スタートします。

独自SSLとは? SSLサーバー証明書&ハッシュ化アルゴリズム(TLS 1.2 / SHA-2)
このサイトではSSLをよく知っていただくために、特に独自SSLを中心に記述しています。

ビジネス用レンタルサーバーを選択するポイント

レンタルサーバー会社のホームページの解りやすさ

最初に頼りにするのが、レンタルサーバー会社のホームページです。ところが、このホームページの情報があちこちに散らばっていたら使いづらいですよね。特にビジネス用レンタルサーバーを運用するなら、数クリックで見たい情報にたどり着けるユーザビリティを考えたホームページが望ましいところです。

困った時のサポートや資料が得やすい

実際にサイトを制作中にはどうしても解らない事が出てくる。これを解決するには、レンタルサーバー会社に「電話サポート」か「メールサポート」に頼るか、インターネット上で実際にキーワードを打ち込んで検索するしかありません。

 予め入会する前に、サポートサイトを確認するとともに、インターネット上で「会社名+キーワード」で何か検索してみることをお勧めします。

まとめ:私の結論はこれだ!

ここまで比較して、ビジネス用レンタルサーバー利用するとしたら次のような感想ですかね。

1.普通に安価で、基本的な機能を使いたいとき
 ★ さくら「ビジネス/ ビジネスプロ」プラン

2.使いやすく、多機能な機能を使いたいとき
 ★ エックスサーバー「B10/ B20/ B30」プラン

3.とにかく高機能&高性能で運営したいとき
 ★ CPIのシェアードプラン「SV-Basic」プラン

こんなところでしょうかね!!

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