更新履歴
更新:2023/07/08
制作:2020/07/03
推奨レンタルサーバー
現在多くのクレジット決済で使われている人気の以下3社の共用レンタルサーバーをお勧めします。
CPI SV-Basic
推奨する理由
- ・安定:サーバーの負荷を平準化
- どの部分の共用サーバーにどれだけの負荷がかかっているか常に監視していて、特定のサーバーに負荷が偏らないように平準化される環境が構築されています。
- ・快適:サクサクと画面が表示
- SV-Basicでは敢えてマルチドメインの最大値が10個までとしているのでサーバーの負担が抑えられます。そのためページの表示速度が遅いとか、503エラー(サーバー側に設定された同時アクセス数の制限を超えてしまい訪問者の閲覧が制限される状態)が避けられます。
- ・影響分散:ウェブとメールとのサーバー分散
- Webサイト用のサーバーとメール用のサーバーが別々なので、Webサイトのサーバーが障害されてもメール用のサーバーは利用の可能性はあります。
- ・高速:大容量・高速回線
- CPIはKDDIの法人向けサービスなので、SV-Basicサービス・サーバー群は大容量・高速回線で接続されています。
主なSV-Basicの仕様
無料お試し | 10間 無料 | ||
初期費用(1年契約の場合) | 無料 | ||
月額(1年契約の場合) | 4,180円(税込) | ||
年額(1年契約の場合) | 50,160円(税込) | ||
マルチドメイン | 10個 | ||
デスク容量 |
主契約ドメイン |
ウェブ | 300GB (SSD) |
メール | 200GB | ||
マルチドメイン |
ウェブ | 100GB (SSD) | |
メール | 100GB | ||
メールアカウント | 1,000アカウント以上 | ||
CMSインストーラー | wordPress | ○ | |
EC-CUBE | ○ | ||
MySQL | 5個 | ||
独自無料SSL | ○(*3) | ||
バックアップ | 自動バックアップ 30世代(*4) |
||
テスト環境 | ○(*4) |
(*1)(*2)最初の契約のドメインが「主契約ドメイン」、2つ目以降のドメインが「マルチドメイン」となります。合計で最大10個までとなります。
(*3)主契約ドメインで CPI SSLサーバー証明書が一枚無料
(*4)Smart Releaseの機能
・データの同期が容易(公開環境とテスト環境)
・自動バックアップは標準搭載
・ボタン1つでリストアが可能(例えば、サイトが壊れた時などに使用)
●CPIの共用レンタルサーバー シェアードプラン SV-Basicが新プランへと生まれ変わりました 大規模なサイトから、企業サイト、ネットショップまで、数多くのユーザーにご利用いただいております。 「SV-Basic」の分離構成 |
Xserver ビジネス
推奨する理由
- PHP処理能力が大幅にパワーアップした「Xアクセラレータ Ver.2」搭載!
- 高速Webサーバー「nginx」に対応!
- 「HTTP/2」対応でWebサイトを高速表示!
主なB10 /B20/ B30の仕様
スタンダード | プレミアム | エンタープライズ | ||
無料お試し | 10間無料 | 10間無料 | 10間無料 | |
初期費用(1年契約の場合) | 16,500円 (税込) |
16,500円 (税込) |
16,500円 (税込) |
|
月額(1年契約の場合) | 4,180円 (税込) |
8,360円 (税込) |
12,540円 (税込) |
|
年額(1年契約の場合) | 50,160円 (税込) |
100,320円 (税込) |
150,480 (税込) |
|
ディスク容量 | 300GB (SSD) |
400GB (SSD) |
500GB (SSD) |
|
マルチドメイン | 無制限 | 無制限 | 無制限 | |
簡単インストール | WordPress | ○ | ○ | ○ |
EC-CUBE | ○ | ○ | ○ | |
MySQL | 無制限 | 無制限 | 無制限 | |
独自無料SSL | ○ | ○ | ○ | |
電話サポート | ○ | ○ | ○ | |
バックアップ | ○(*1) | ○(*1) | ○(*1) |
*1:自動的にサーバー領域(過去14日分)、MySQLデータベース(過去14日分)のデータが保持されてます。
●Xserver ビジネス エックスサーバービジネスでは「各種無料代行サービス」などのサポート体制や、充実のセキュリティ対策機能など、サイト運営に必要・便利な機能をより強化しています。 |
さくら ビジネス
新機能「コンテンツブースト」で処理能力をアップ
尚、ビジネス / ビジネスプロとも月間100GBまで無料。超過の時は 5円 / 1GBで有料になります。
- Webサイトの表示の高速化
- アクセス集中時でも表示が安定
- 転送容量の制限を気にせず運用
- 頻発する503/ 502エラーの解消
ビジネス/ ビジネスプロの仕様
ビジネス | ビジネスプロ | |
無料お試し | 2週間 無料 | 2週間 無料 |
初期費用 | 無料 | 無料 |
月額 (一年契約) |
2,183円 (税込) |
3,929円 (税込) |
年額 (一年契約) |
26,191円 (税込) |
47,143円 (税込) |
ディスク容量 | 600GB (SSD) |
900GB (SSD) |
マルチドメイン | 400個 | 500個 |
簡単インストール WordPress |
○ | ○ |
簡単インストール EC-CUBE |
○ | ○ |
MySQL | 200個 | 400個 |
独自無料SSL | ○ | ○ |
SNI SSL(ネームベース) | ○ | ○ |
IPアドレス | – | ○ |
電話サポート | ○ | ○ |
バックアップ | ○(*1) | ○(*1) |
*1:バックアップ&ステージングから スナップショット機能 Snapup(サイトタイプ:WordPress)で、最大8個までバックアップ・復元できます。
●さくら 高性能ハードウェアの導入や機能リニューアルにより、速度が大幅に向上。快適にご利用頂けます。 サイトのバックアップとテスト環境を簡単に作成できる「バックアップ&ステージング機能」や「モリサワWebフォント」も便利な機能です。 |
クレジットカード決済を始める時のポイント
カード決済の利用方法を選択
- (1)決済種別の選択
- ・クレジットカード決済
- ・コンビニ決済(オンライン収納代行)
- ・後払い決済
- (2)クレジットカード情報の伝達経路
- ・非通過型(トークン方式)
- ・外部リンク型
- (3)決済にかかる料金・手数料の確認
- ・決済手数料
- ・初期費用
- ・月額固定費
- ・トランザクション料
どのようなソフトウェアを使うのか
- (1)EC-CUBE
- (2)Welcart(WordPress)
- (3)WooCommerce(WordPress)
目的に合った決済代行会社のモジュール選択
- (1)Welcart Pay
- (2)e-SCOTT Smart
- (3)ゼウス
- (4)ルミーズ
- (5)ROBOT PAYMENT
- (6)テレコム クレジット
- (7)メタップス ペイメント
- (8)みずほ ファクター
- (9)アナザーレーン
- (10)ペイジェント
- (11)イプシロン
- (12)SB ペイメントサービス
- (13)DSK 電算システム
- (14)paypal 決済
- (15)クロネコ Webコレクト
- (16)クロネコ代金後払い決済
- (17)atone
- (18)Atodene
- (19)後払いドットコム
- (20)LINE Pay
- (21)Amazon Pay
- (22)F-REGI
接続テスト
- ・テスト環境
- 決済代行会社内のシステム内で完結するテストが可能です。
- ・本番環境
- 契約するカード会社に実際に接続して、各自決済を利用できます。
注意点(エラーを出さない為に)
- (1)内部リンクのすべてが https:// であること
- Search Regex(WordPressのプラグイン)でまとめて http:// から https:// に変換する
- (2)JavaScript(jQuery)にエラーがないこと
- (3)SSLサーバー証明書のCA証明書(openssl.cafile)のパスの有無
- phpinfo() から環境変数 openssl.cafileが設定されているのか確認。空欄だったら、php.iniにopenssl.cafile = /etc/ssl/certs/ca-certificates.crt(仮)を設定。
- (4)TLS 1.2 かどうか
- (5)サーバーの処理能力に余裕があること
- SESSION EMPTYが起きて受注データが作成されない。
セキュリティ チェックリストに基づく対策措置状況 申告書
-
2022年10月より、クレジットカード決済の新規申し込みを行う際には、「セキュリティ チェックリストに基づく対策措置状況の申告書」の提出が義務付けられるようになりました。既知の脆弱性対策として脆弱性診断(またはペネトレーションテスト)が追加されるなど、よりECショップ運営者の責任が重くなってきました。
クレジットカード決済に関する用語集
SSLサーバー証明書
SSLサーバ証明書の認証局(SSLブランド)
IPアドレスベースと SNI SSL(ネームベース)
クレジットカード決済のシステム要件
カード決済代行会社の資料を見ると「固定IPにTLS1.2に対応したサーバー」という要件があります。
後段の「TLS1.2」については、サーバー側もブラウザ側も最近ではほとんど対応しているので問題は無いようです。
問題は前段の「固定IP」をどう観るかです。具体的には前述した「IPアドレスベース」と「SNI SSL(ネームベース)」のどちらを選択すべきかどうかです。いろいろ問い合せたところ、どちらの場合も「固定IP」を使っているのでどちらでも良いそうです。「SNI SSL(ネームベース)」は「固定IP」を共有して使用する、他方、「IPアドレスベース」は専用の「固定IP」がどうしても使いたい場合に使用するようです。
クレジットカード決済の方式
通過型と非通過型の違い
トークン方式(非通過型)
*トークン:しるし、象徴。インターネットでは、取引する際に一度だけ有効にするパスワードのことです。
外部リンク型(非通過型)
SESSION EMPTY
すなわち、課金されているのに商品が発送できないことになります。このことを SESSION EMPTY と言います。
共用サーバー から専用サーバーの切り替え
EC-CUBE
Welcart
ASP型ネットショップ
- メリット
- ・安価に構築できる
- ・商品点数が少なくても可能
- ・Web制作の知識が無くても可能
- ・個人事業者でも可能
- デメリット
- ・指定されたテンプレートしか無い
- ・カスタマイズが難しい
- 主要ASPカート
- ・カラーミーショップ
- ・らくうるカート
- ・Make Shop
●カラーミーショップ 個人事業主・中小企業にぴったり!理想のオリジナルネットショップが作れます。 |